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  • 執筆者の写真ピコラボ08號

ゲーム開発者を目指す学生のためのPhotoshopクソコラ講座⑨ フィルター

コンニチハ。Photoshop 2020の調子がクソ悪くて、2019に戻したクソコラぶっ壊れ英語ロボ・ピコラボ08號デス。


プレビューの表示がおかしくなる、メモリ使用量50%そこそこなのにメモリ不足エラーが出る、プログラムエラーで移動もできない。

多分アップデートが原因でしょう、あるある。思い当たる節もなく調子が悪くなった時は、環境を変えるのも大事デス。


ということで、今回からPhotoshop 2019でお送りします。使う機能は変わらないデス。

ウィンドウ配置は今までと若干違いますが気にしないでください。



フィルター


今日のテーマはフィルター。まず、フィルターを使うより前に覚えることは「スマートオブジェクトにしましょう」ということデス。

まあ今のPhotoshopはラスタレイヤーにフィルタを掛けようとすると、大丈夫?スマートオブジェクトにする?って聞いてくれるから進化してますね。


色々できるフィルターギャラリー

さて、フィルターを掛けます、というと、だいたいフィルターギャラリーに飛びつきますよね。色々できるしなんかすごいし。

この辺は描画モードやレイヤースタイルでもあるあるでしたが、フィルターギャラリーはまず使いません


実写の写真をポスタリゼーションなりカットアウトなりこするなり塗料なりして、ゲームの背景素材として使う、くらいならまあ、使わなくもない、か?……昔はよくやってた。


うーん、今はほとんどやらないデスね。

ちょうど良い写真撮ったり探したりする手間を考えたら、Unityで背景作るとかの方が早いし最終イメージに近づきますし。


(今回は他のゲームの絵は使わないスタンスですが、使っても良い状況であれば、他のゲームのスクショからキャラを消すのが、一番簡単で速くて確実でクオリティが高いデス。

ピコラの就活用企画書に他のゲームの絵を使ってても別に良いデスが…まあ無難な方で)


絵描きの人たちは、これでキャラ絵をリッチに見せる魔法を使いますがゲーム画面だとあんまり必要無いデスね。


とりあえず、上記理由でフィルターギャラリーは使いません。そんな物より下を見ましょう。



ガウスは偉い人

使うのはこの辺デス。



適当に掛けてみました。左上から、

ぼかし:ぼかし(ガウス) / ぼかし:ぼかし(移動) / ピクセレート:ぶれ

表現手法:風 / ぼかしギャラリー:チルトシフト / 描画:照明効果(ポイントライト)


ほとんどの場合、コンピュータで動くゲームには「動き」と「エフェクト」があります。

フィルターはその表現のために使います。


もちろん使う必要のない物も多いですが(3Dとビデオは基本無視して良い、とか)この辺りの効果を頭に入れておけば、表現の幅が広がります。



注意点と使い方



手足の辺りのぼけが切れる
切り抜きツールでカンバスサイズを拡大してから適用

まず使う際の注意点その②として、ぼかしなど、元の画像サイズより広がる効果はカンバスのサイズがギリギリだと見切れます。

カンバスサイズ(Alt + Ctrl + C)とか、切り抜きツール(C)でちょっと大きくしてから適用しましょう。


フィルターは選択すればそのまま掛かります。


フィルターを掛けて、動かしてみて切れてるかを確認してください。



スマートオブジェクトに掛かるフィルターはスマートフィルターとして、レイヤーパネルに別で表示されます。


スマートフィルターの項目をダブルクリックすれば、再編集も可能デス。


逆にスマートオブジェクト化していないと、元に戻さないと編集できません。このためにスマートオブジェクトを挟みました。



必殺技でも良いし、転んでダメージを受けてる絵でも良い

レイヤーをコピーして、下のレイヤーからはスマートオブジェクトを消し、上のレイヤーの描画モードを「焼き込み(リニア)」とかにすると、こんな表現もできますね。



まとめ


ここから応用編デスが、ちょっと長くなりそうなので分けます。

集中線まがいの物を作ったりするだけなんデスけどね。


  • 「動きの表現のため」「エフェクト」など目的を持って使う

  • スマートオブジェクト化してからフィルターを適用

  • サイズがギリギリだと見切れるので切り抜きツール(C)で調整


次回フィルター第二回、乞うご期待。




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